痔瘻をバイパスと表現することにカツ！これからは

バイパスゆうたら混雑をさけて、スムーズに流れるための道というイメージですねよ。痔瘻は全然スムーズでもないですし。痔瘻を眠らせ次郎の屋根に雪ふりつむ（三好達治もびっくり）

トンネルとかバイパスとか

トンネルとかバイパスとかを表現的に使う場面がありますね。

例えば

人生の長いトンネルをようやく抜け、あなたは飛び立てます！とか

あのバイパスに乗れば、ミリオネアの仲間入りだ！！とか

直接的には

川端康成さんの雪国ですね

トンネルを抜けると雪国であった。ですかね。

千と千尋も

トンネルを抜けると豚になるでしたっけね。ありました。

肛門自体がすでにトンネルとかバイパスみたいな感じ

で、私の痔瘻も来週手術入院が控えてまして、

痔瘻の表現にもバイパスとかトンネルとかいう表現が使われます。

知人なりに症状を説明したり、手術の説明したりするんですが、

若干、いやかなりややこしいんですね。

肛門自体がすでにトンネルとかバイパスみたいな感じやないですから。

どちらかというと肛門をトンネルという表現されます。

で、痔瘻をバイパスと表現されますね。

でもね、バイパスゆうたら混雑をさけて、スムーズに流れるための道というイメージですねよ。

全然スムーズでもないですし、

トンネルより矮小で幅員狭いんですよね。

何通すねん！と突っ込み入りますよ

ゆうたら暗渠といった表現が適切な感じがします。

地下に設けた水路ですね。

まさにこれなんですよ。

痔瘻はバイパスでなく、暗渠。

これは主治医に相談しないといけないですよね。

パイパスから暗渠へ

【ちょっと痔瘻ののこと、バイパスという表現改めてもらっていいですか？】

【えっどうしてですか？】

【いやバイパスやとね。肛門より上みたいででしょ】

【はあ？？】

【いやだからね。スムーズに流れてる感じがしますやんか】

【ん？？】

【奈良でゆうたらね、南阪奈から橿原までいく道路ありすやろがい】

【ありますね】

【いやあれね。葛城でおりたら、大和高田バイパスでしょ】

【確かにそうですね】

【スムーズでっしゃろ？】

【そーうですね】

【わしの痔瘻はスムーズかえ？】

【確かにスムーズとは言えないですね】

【せやろだからバイパスゆうのは金輪際やめて頂きたいんですわ。土庫病院だけでなく、すべての痔瘻手術をする先生方にお願いですわ】

【そういわれましても、代替する言葉がないもので】

【用意してきとんねん。】

【聞かせてください】

【暗渠や】

【暗渠や？】

【ちゃう！暗渠】

【暗渠？ですか】

【せや暗渠や！これから痔瘻のことを表現するときは暗渠てつこたらええ。複雑痔瘻とかで使うときに便利やーておもうはずや】

【例えば？】

【お客様の痔瘻ですが、暗渠が入り組んでまして非常に複雑な構造ですねん。でや！？ええやろ。】

【いやおもてたよりええですわ。】

【せやろ】

【ただ暗渠という言葉を一般の人は知ってるかな？】

【知らんかも知らんな、暗渠ゆうのは痔瘻のことです。ゆうてから始めたらええんちゃうか？】

【余計わからんでしょ。】

痔・ＥＮＤ

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