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田舎暮らし日記~人参の花

朝晩冷え込む6月中旬、ニンジンの花に雪の結晶を想う

菜の花や花という花は見覚えがあったり、花やなあーと認識できるのですが、ニンジンの花ゆうたら中々見る機会がございませんね。あえて、栽培したニンジンを放置して、花を咲かせて種を獲る。まで待たないとなかなかお目にかかれません。35年の人生で人参の花を見る機会に恵まれました。


人参の花2017年6月奈良にて

細かい花が放射状に50くらい咲いてます。

 

そもそも人参を植えた記憶もないんですね。これが。気づいたらニンジンが出来てたんですよ。畑でもない場所に!ありゃあ!人参できてる!となったのが5月5日。1カ月そこらで、花まで咲かせてくれました。白くて可愛い花です。

 

人参が生えてきた

畑でなく、コンクリートに覆われた軒下

 

5月5日に撮影したものです。右はかぼちゃの種を目出ししているところですね。このタイミングで人参を食べるという選択もあったのですが、腹が満ちていたので、放置した結果。小輪の花が咲き誇る結果に相成りました。ヤーマン。

 

 

この人参の花が家族間や、家に訪ねてきてくれる人に全く注目されないのも不思議でね。長男なんぞに「ほれ、これどや?」みたいな感じで質問しても、けんもほろろにあしらわれるんですね。タッタタッタと別の方へ。虫のいる方、カエルのいる方へ。

 

 

花や木々が好きなオカンにも全く相手にされず、ホテイアオイやらリース用に使う蔓なんぞに目を奪われる始末で。こと野菜類の花は不人気なのか、はたまた人参の花が不人気なのか。

 

 

よくよく吟味すれば、トマトやら、キュウリやら夏野菜と言われるもんは花が咲いてその後の果実を頂くわけですね。かぼちゃとかもそう。花より団子なわけですね。

 

 

ニンジンや玉ねぎなんぞは、花が咲く前に収穫しとるから花まえ団子なんです。花が土俵に立たないわけですよ。そりゃあ相手にされない。トマトの花は黄色、かぼちゃもキュウリも黄色。そんなん誰でも知ってるし、花よりはよ実をつけろ!赤くなれ!大きく育て!と世話するんですがね。

 


幼い夢が花言葉

 

人参の花言葉は【幼い夢】だそうです。誰が興味あんねん!?てやつですが、【幼い夢】という日本語があまり理解できないのは私だけでしょうか?説明プリーズ。 

 

人参を使った好きな料理

 

恥ずかしながらびっくりドンキーのサラダの大根と人参のカリカリのやつが美味くてですね。あれを家で作れないかどうか結構トライしてるんですが、なかなか思うような千切りと歯ごたえにならず苦労しています。氷でサッと〆たりするんですがね。スライサー欲しいなあ。

 

 

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