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サイタマノラッパーマイクの細道も諸行無常

 

テレビ東京サイタマノラッパー、マイクの細道をamazonプライムビデオで鑑賞しました。2009年に公開された映画サイタマノラッパーを見て、意外に面白かったイメージが残っていて、ドラマ版のサイタマノラッパーマイクの細道を鑑賞。

 

冴えない、結果の出ない、中途半端に追いかけてる夢の途中。それでも舞台に立つクルー。ようやく立てた憧れの場所、マイクの細道ここで芭蕉~。と韻を踏んでみました。ヒップホップも好きなんですよ

 

 


 

サイタマノラッパーをラッパーでない自身の感想

 

 

 

 

 

■出演者

駒木根隆介 水澤紳吾 奥野瑛太 山本舞香 皆川猿時

野村周平 中村静香、松尾諭 RHYMESTER 安藤玉恵

 

■あらすじ

埼玉で生まれ育ったヒップホップグループ「SHO-GUNG」の三人が川崎で行われるイベントへの出演依頼が!ライムスター、鎮座ドープネスなどの大物ヒップホップグループと同じ舞台に立ち、30過ぎた周回遅れの男3人の一つの夢の続きか引導か。新たな人生を始めることへのケジメをつける為に。彼らのヒップホップ珍道中が始まる!

 

 

■感想!!!

映画サイタマノラッパーもamazonプライムで鑑賞したんですが、どうせくだらないヒップホップを茶化した映画かなーと否定的な感じで見てたんですが、やるせない、芽の出ない、少しの自信と少しのラップを通じたつながりと、関東の田舎特有の風土など、ラップとラップ外の取り巻く環境などの描写がすごく刺激的で、面白かったなあ~。

 

 

で、amazonプライムビデオ三昧のここ数か月、ドラマだけでも、6本くらい鑑賞してまして、そろそろドラマも打ち止めかな~とスクロールしてたら、あれ?サイタマノラッパーってドラマ化されてるんだな~。ああ、またテレ東やん!テレビ東京のドラマやばいね。下にお勧めのテレ東ドラマもまとめています。amazonプライムビデオで鑑賞できます。

 

 

主役の「SHO-GUNG」ですが、ヒップホップのスキルはドラマ的に弱くしてるのか、弱くしているが故に、森羅万象、諸行無常、言葉は友達になるまでの修練、またベスト・キッドをモチーフにしたアオリの修練、要所要所に飽きさせない工夫もあり、最後の舞台は親が子供を見るような気分で少しウルウルきました。あのライブは実際にあったライブですね。観客の感じが良かったです。エキストラでなく、ヒップホップ好きの観客が実際にお金を払ってライブを見に来たところ、「SHO-GUNG」も前座で出たんでしょうね。

 

 

2度ほどライムスターのショットがあるんですが、Mummy-D、宇多丸さんの表情が、ほんと親みたいな感じで、何も言わないんですが、何を言っているか分かるようなカットなんです。ヒップホップであれ、なんであれ、繋がっていく結果に対しての経過に関して、同じ武器で戦っている人には通じる部分、分かりあえる部分、応援なのか見守りなのか、黙秘なのか、そこで戦ってる人を尊敬する!というのは変わらないんですね。

 

 

オープニング曲はライムスター、エンディングはボクリリ。どちらもドラマの内容にマッチしていながらもオープニングとエンディングのギャップがたまらんのです。30過ぎたオッサンがそれでも立ちたいラップの舞台。ライムスターの前座にイキタイ。アキラ100%やザコシショウさん、三浦マイルドさんとかがR1で優勝したに近い快挙なんですね。

 

 

女優の安藤玉恵さんも何話か出てくるんですが、この人のアパズレ感が良い味だすんですよね。今作ではアパズレではないですが、クソ母親感を十分に発揮しています。子どもを道具として考える親の演技さまさまですわ。安藤玉恵さんは、園子温さんの作品に多く出演していて、その都度、いいアパズレ感だしてるんですよね。今回のスナックのママ、母子家庭で可愛い娘を育て上げたことが自慢であり、自分の夢をかなえるために娘を道具のように扱うクソ母親。いいんですね。いいんですよこの安藤さん。

 

 

監督、脚本の入江悠さんが、10年前、たった三人でクランクインした超低予算の自主映画が、シリーズを重ねて、まさかの地上波のドラマになったというコメントを目にして、人の琴線を震わすというか、くだらなそうだけど見てみたいというタイトルと、タイトルをなぞりながらもシガナイ大人たちの飽くなき闘争への群像劇に参ります。面白い。脚色はかなり異なるが、大阪外道という作品も面白いので合わせて紹介します。

 

 

 

 

 


 

 

サイタマノラッパーをラッパーに感想聞きたい

 

  

鳴かず飛ばずのラッパーの皆さんはこのドラマや映画をみてどういった感想をもつのか非常に興味深いです。私もヒップホップというカテゴリーは好きで、韻を踏むのも好きです。単純に言葉遊びという点でライムスターやブルーハーブさんはリスペクトしています。

 

 

罵倒や嘲笑するにも文学的であるというのが日本語ラップの肝ではないか。また生い立ちや成り立ちなど事実をもとにしたリリックなんかに言い知れぬ哀愁を感じたりします。不甲斐なさや弱さや、不条理に屈することで見えた未来など、足跡をたどるようなリリック。唯一ライブで泣いたのはブルーハーブさん。大阪は名村造船所、ZETTAI-MUでのライブでした。

 

 

最近では紅桜さんの天下御免とかアナーキーさんのfateとかも良くて、ヒップホップもラッパ我リヤからリアルスタイラーから聞き始めたのが、漢や田我流や鎮座や般若やもう枚挙に暇がないです。

 

 

実際にラッパーとして活動されてる方はどういった感想なんでしょうね。気になりますね。鳴かず飛ばずの芸人が、頑張ってる芸人に対して誇る賞賛などもあるはずですよね。ヘッドライトさんとか、ストリークさんか(解散したけど)、ソラシドとかもか。もう少し古くすると、しましまんずさんとか、池山こころさんは元気でしょうかね。

 

 

とまあテレ東24が結構Amazonprimeビデオで視聴できますので、無料動画を検索して、見れるか見れないか分からない不安定な気分で視聴するより、年間たったの3900円のAmazonprime会員になってくださいな。ストレスなしでいつでもどこでも見れますよ。

 

 

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