RSウイルスの季節がやってきました。長男4歳も0歳児以来のRSウイルスを罹患しました。三日前の就寝時に咳が出始め、シューシューという嫌な咳。翌日の夜には高熱が。もしやRSウイルスかも。と本日小児科へ行ったところ、RSウイルスとの診断。先生も心配そうにご兄弟おられましたね?と。はい。おそらく感染します。とのこと。次男2歳児も咳が出始めました。
RSウイルス感染症(respiratory syncytial virus infection)は、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。RSウイルスは日本を含め世界中に分布しています。何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも1度は感染するとされています。症状としては、軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々です。しかしながら、初めて感染発症した場合は重くなりやすいといわれており、乳期、特に乳児期早期(生後数週間~数カ月間)にRSウイルスに初感染した場合は、細気管支炎、肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがあります。そのため、特に乳児期早期(生後数週間~数カ月間)のお子さんがいらっしゃる場合には、感染を避けるための注意が必要です。
RSウイルス感染症はRSウイルスに感染している人が咳やくしゃみ、又は会話をした際に飛び散るしぶきを浴びて吸い込む飛まつ感染や、感染している人との直接の濃厚接触や、ウイルスがついている手指や物品(ドアノブ、手すり、スイッチ、机、椅子、おもちゃ、コップ等)を触ったり又はなめたりすることによる間接的な接触感染で感染します。 RSウイルスが麻疹や水痘、結核のように空気感染(飛沫核感染)するといった報告はありません
通常RSウイルスに感染してから2~8日、典型的には4~6日間の潜伏期間を経て発熱、鼻汁などの症状が数日続きます。多くは軽症で済みますが、重くなる場合には、その後咳がひどくなる、喘鳴が出る、呼吸困難となるなどの症状が出現し、場合によっては、細気管支炎、肺炎へと進展していきます。初感染乳幼児の約7割は、鼻汁などの上気道炎症状のみで数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴、呼吸困難症状などが出現します。低出生体重児や、心臓や肺に基礎疾患があったり、神経や筋肉の疾患があったり、免疫不全が存在する場合には重症化のリスクは高まります。重篤な合併症として注意すべきものには、無呼吸発作、急性脳症等があります。生後1か月未満の児がRSウイルスに感染した場合は、非定型的な症状を呈するために診断が困難な場合があり、また突然死に繋がる無呼吸発作を起こすことがあります。 RSウイルスは生涯にわたって感染を繰り返し、幼児期における再感染での発症はよくみられ、その多くは軽い症状です。 成人では通常は感冒様症状のみですが、RSウイルスに感染した小児を看護する保護者や医療スタッフでは、一度に大量のウイルスに曝露して感染することによって、症状が重くなる場合があります。また、RSウイルスは高齢者においても急性のしばしば重症の下気道炎を起こす原因となることが知られていて、特に長期療養施設内での集団発生が問題となる場合があります。
感染によって重症化するリスクの高い基礎疾患を有する小児(特に早産児や生後24か月以下で心臓や肺に基礎疾患がある小児、神経・筋疾患やあるいは免疫不全の基礎疾患を有する小児等)や、生後3か月以内の乳児への感染には特に注意が必要です。
RSウイルス感染症の感染経路は飛沫感染と接触感染で、発症の中心は0歳児と1歳児です。一方、再感染以降では感冒様症状又は気管支炎症状のみである場合が多いことから、RSウイルス感染症であるとは気付かれてない年長児や成人が存在しています。従って、咳等の呼吸器症状を認める年長児や成人は、可能な限り0歳児と1歳児との接触を避けることが乳幼児の発症予防に繋がります。また、0歳児と1歳児に日常的に接する人は、RSウイルス感染症の流行時期はもちろんのこと、流行時期でなくても、咳などの呼吸器症状がある場合は飛沫感染対策としてマスクを着用して0歳児、1歳児に接することが大切です。接触感染対策としては、子どもたちが日常的に触れるおもちゃ、手すりなどはこまめにアルコールや塩素系の消毒剤等で消毒し、流水・石鹸による手洗いか又はアルコール製剤による手指衛生の励行を行います。
RSウイルス感染症には特効薬はありません。治療は基本的には対症療法(症状を和らげる治療)を行います。現在、ワクチンはありません。 その他の方法としては、遺伝子組換え技術を用いて作成されたモノクローナル抗体製剤であるパリビズマブ(Palivizumab)の投与があります。RSウイルス感染症の流行初期に投与し始めて流行期も引き続き1か月毎に筋肉注射することにより、重篤な下気道炎症状の発症の抑制が期待できます。投与対象患者となっているのは以下の方です。 ・在胎期間28週以下の早産で、12カ月齢以下の新生児及び乳児 ・在胎期間29~35週の早産で、6カ月齢以下の新生児及び乳児 ・過去6カ月以内に気管支肺異形成症の治療を受けた24カ月齢以下の新生児、乳児及び幼児 ・24カ月齢以下の血行動態に異常のある先天性心疾患の新生児、乳児及び幼児 ・24ヵ月齢以下の免疫不全を伴う新生児,乳児および幼児* ・24ヵ月齢以下のダウン症候群の新生児,乳児および幼児* 。
■0歳児(5か月)長男の場合
咳と高熱に始まり、夜間に大量の母乳を吐き出す。マーライオンのごとく吐き出される母乳に衣類はずぶ濡れ、妻の衣類もいベッドもすべて嘔吐された母乳まみれに。
呼吸があらく、呼吸するのがつらそうに。市民病院にて、血中酸素濃度も低下気味で、特効薬もなく、長男も妻も地獄のような苦しみを味わた思い出がある。
保育園などに通わせていないにも関わらずRSウイルスに罹った。感染経路は不明。
■4歳児(幼稚園通い)長男の場合
咳から始まった。就寝時に咳が始まり、就寝後咳込み起きること数回。シューシューと嫌な音を出す。翌日は意外にケロッとしており咳もそこまで見られない。夜に39度の発熱と咳。就寝前からひどくなる咳、前日と同じように就寝後の咳き込みで1時間に一回のペースで起きる。
3日目は咳、高熱ともにピークで、終始ソファでぐったり。午前午後も終始咳き込み回復の見込みなし。土日の休日にピークを迎えるにも関わらず小児科が休業ななので自宅待機。
4日目、変わらず咳と発熱39.5℃をキープ。小児科へ行き診察。RSウイルス判定キットを使用し検査。鼻の粘膜を抽出するために、鼻の奥に綿棒を突っ込む。長男大泣き。RSウイルスと判定。感染経路は不明。幼稚園か、大阪に帰郷した際。もしくは別の場所で。
処方された薬は2包
〇ニポラジン小児用細粒 鼻水止めの薬。
〇オノンドライシロップ アレルギー性鼻炎における鼻閉を改善させる
〇ムコサールドライシロップ 気管支炎、気管支喘息の去痰に用いる
〇メプチンドライシロップ 息苦しさの改善
●アセトアミノフェンDS小児用 解熱剤
自宅に帰って、ご飯を食べて、薬を飲み、若干咳もマシに。解熱剤で熱も下がり、ソファーに座るようになりました。ヤマを越えた感じです。翌9月26日更新→朝から熱も37.7度まで下がり、咳の回数も激減した。昨晩解熱剤を服用し、熱は下がったが、就寝後に反動なのか40を超える。解熱剤は使用しない方が良いかもね。
■2歳児(自宅育児)次男の場合
長男の発症から遡ること3日前。妻の妊婦検診へ行く車内での道中で嘔吐することはないのだが、嘔吐。嘔吐以外はさして発熱も咳もない状態であった。本日、長男を小児科へ連れて行ったときに先生から言われたが、おそらく次男さんも・・・。発症するか、発症していたか。のどちらかである。本日午後3時を過ぎたあたりから咳、発熱が見込まれました。
翌9月26日更新→昨晩、就寝後から咳の回数が増え、発熱も37度をキープ。嘔吐一回。今朝は元気に遊びながらも咳と発熱はある。昼飯前に嘔吐。食欲も不振。12時前に熱を測るが37,3℃。昼寝も30分くらいで起きてしまう。昼寝後、機嫌悪し。嘔吐すること2回。
■11月に双子を出産予定!!
可能な限り0歳児と1歳児との接触を避けることが乳幼児の発症予防に繋がります。また、0歳児と1歳児に日常的に接する人は、RSウイルス感染症の流行時期はもちろんのこと、流行時期でなくても、咳などの呼吸器症状がある場合は飛沫感染対策としてマスクを着用して0歳児、1歳児に接することが大切です。接触感染対策としては、子どもたちが日常的に触れるおもちゃ、手すりなどはこまめにアルコールや塩素系の消毒剤等で消毒し、流水・石鹸による手洗いか又はアルコール製剤による手指衛生の励行を行います。
4歳児の長男が罹患しても非常に辛そうで、夜も妻が長男のフォローを行っている状態です。双子がそろってRSウイルスに罹患すると、とてつもない光景になることが想像できますので、出産前におもちゃ類の清掃や、マスク着用、手の洗浄などを徹底しないといけないです。
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冬場にやっかいなウイルスといえばインフルエンザですね。インフルエンザも時には命を落とす場合もあるほど強力なウイルスですね。RSウイルスもインフルエンザ同様に命を落とす危険がある病気です!喘息の気がある子供には非常に危険であり、嘔吐を伴うと、兄弟姉妹、両親まで罹患してしまう可能性もありますし。
インフルエンザ同様、発熱が下がっても数日は自宅で待機ですね。すぐに幼稚園や保育園にいっては感染する可能性もあるので、数日は自宅で待機しましょう。大丈夫やろ~の考えで多くの子供たちにウイルス感染させてしまいますからね。
子育てと仕事を両立するのは子供が風邪や怪我をしないことが前提なんですよね。子供が風邪を引いたRSウイルスっぽい。3~5日は自宅で療養させないと。夫婦のどちらかが看てあげないといけない。妻がみるなら仕事を休まないといけない。一人で3~5日。子供の数が増えれば増えるほど休む日数は比例していく。妻のストレスが大変なことになりますね。
できるだけ在宅ワークができる仕事環境があれば、ある程度融通は利くのでしょうが、職場まで行かないと始まらない仕事については、子供が風邪だからといって、気持ちよく休める環境はどこまで整備されているか。まったく想像できません。
女性活躍推進法も良いですが、女性の前に子供。子供を安心して育てられる環境を整備してからですね。子供が病気でも預かってくれるような安心感がないと、結局欠勤が多くなってしまい、活躍したくても活躍できないし、評価も上がらないようになるのではないでしょうか。
むしろ子供産んだ母親には一律500万円支給してくれたらね。ほしたら、育児に集中できますね。手のかかる時期を終えたら、さあ女性活躍推進法にのっかるど!!と加速的に活躍できると思うのですがね。法整備の順序が逆のような気がします。
とりあえず、RSウイルスに罹患されたお子様をお持ちの親御さん、大変だと思いますが、適切な処置をかかりつけのお医者様に相談してくださいね。
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