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入れ墨、タトゥー彫るには医師免許が必要!医師免許持ってる彫り師はいるの?

2020年9月17日最高裁が検察側の上告棄却!無罪確定!良かったですね。ヤフーニュースのリンクを貼っておきます。

こちら2017年時点の私の所感をつづっております。

無罪判決数か月前から話題になってましたがタトゥーが医療行為なのか?医療行為という範疇からは逸脱している、まったく別の行為だと思いますが。医療行為でくくるなら、ピアスなどの穴を開けるのも医療行為になりますよね。医師免許を持たずに客にタトゥー(入れ墨)を施したとして、医師法違反(無資格医業)の罪に問われた彫師さんの判決が言い渡されましたね。これは不憫です。


 

 

9月27日大阪地裁の判決は

  

 

罰金15万円(求刑罰金30万円)タトゥーの施術に医師免許が必要と指摘

 

 

どういった点で医師免許が必要か、医療行為なのか、医師法違反(無資格医業)なのかを整理すると、

・保健衛生上の危害が出る恐れがあり、医療行為に当たる

・細菌やウイルスが侵入しやすくなり、皮膚障害を起こす危険性がある

・被告は医学的な知識や技能を十分に習得していたとはいえない

 

 

という具合です。

一点目の保健衛生上の気概がでるのは、確かに皮膚に対して傷をつけて、着色することで、タトゥーや入れ墨が完成するわけですから、皮膚を傷つけたり、消毒したりすることは医療行為にあたる。といった具合ですね。

 

 

で、医療行為は一般家庭でも行いますね。例えば、水膨れ、やタコ、魚の目などが出来た場合、親父が爪切り持ち出して、ブチっとつぶしたり除去したりしますね。ひと昔前は、五寸釘を踏んだ踵にタバコを押し付けたりする場面も見られましたね。で、マキロンとかオキシドールやアカチン塗ってたんですね。立派な家庭医療行為です。

 

 

で、問題は金をもらっていた!ということですね。そりゃあ金貰わないと、食っていけないですからね。貰います。ここで貰い方が不味かったのかなあ~と思います。

 

 

どういった内訳でタトゥー代金、入れ墨代金を受け取ったのかわかりませんが、ようはデザイン料として料金を受領しておけば良かったのではないでしょうかね。馬鹿正直に消毒費や医療管理費などで名目あげたんでしょうかね。

 

 

医療行為に関わる営業行為を開いていたことが問題になるわけですから、普通にタトゥー入れているだけなら問題にならなかったような気がします。いやいや、デザイン料ですわ~で終わりのような気がします。だって、友達が怪我したら患部の汚れ落としてあげて、消毒してあげますもんね。友達じゃなくても、怪我してる人がいて、マキロンや消毒液、バンドエイドを鞄に入れていれば、差し出しますし、処置してあげますもんね。

 

 

 

医療行為とは何を指す?ピアスはどうなの?

 

 

■医療行為(いりょうこうい)とは、人の傷病の治療・診断又は予防のために、医学に基づいて行われる行為である。 一般的には医行為と同義語として扱われる。[1]広義では代替医療や統合医療を含めた医療全般の行為を指す。Wikipediaから引用~以下Wikipediaから引用した文言に彫り師さんの気持ちになって突っ込みますわ!

 

 

 

医療行為には患者にとって不利益な事態をまねく恐れが大きいものもあるので、相応の知識と医療倫理が要求される。←医療倫理ていう文言を持ち出すとタトゥーの倫理が医療の範疇かどうかわかるやろ!!医師免許を持ってる彫り師を倫理的に承諾する体制があるんでっか?ですね

 

 

 

 

医療行為の3条件・ 医師が行う行為が医療行為とみなされるためには、以下の要件をみたさなければならない。
治療を目的としていること
承認された方法で行われていること
患者本人の承諾があること
但し、上記条件を満たさない例外的医療行為として、以下のようなものがあげられる。 輸血用血液の採血 実験的治療行為 先端医療 幼児、精神障害者、意識不明者など患者本人の承諾がとれないとき 緊急時の医療

 

 

治療を目的としていない為に医療行為とは認めない!!承認された方法ではないため医療行為とは認めない!患者本人の承諾はあるが、患者とは言わないよ!!かつ医師でない者が行う消毒や皮膚を傷つける行為は言語道断ですか!?

 

 

 

確かピアス開けるときにもお医者さん行って開けている女子がいましたね。そういえば。膿んだら面倒だし~のような。でも上記の【治療を目的としていること】から逸脱してませんかね?目的は耳に穴を開けることでしょう。意味わからなですね。

 

 

友人知人に安全ピンで穴を開けてもらう人もいましたね。なぜかライターでピン先を炙るようなことを知ってるんですよね。僕なんて耳や舌には穴開けてませんが、尻の穴の近くに穴(瘻、バイパス)を開けてますけどね。隠れたオシャレです。

 

 

まあそんな具合で、タトゥーを彫る人に医師免許を持ってるかどうかを問うのは、オカシイでしょう。タトゥー養成学校なんてできた日にはパンクもロックも、タトゥーという文化も廃れるでしょうに。

 

 

 

タトゥーはカビでないですよ!!皮膚に直接かけないように!!

 

 


 

 

 

アートとは思わないが、タトゥーはアリだと思う

 

    

タトゥーに対しての偏見がなくなったのは、ドイツの高速鉄道に乗ってからです。切符切りの兄ちゃんの両腕一面にタトゥーが施されていました。おおータトゥー入って駅員さんか~日本じゃありえないな~。と思ってから、意外に日常にタトゥーが落ちていることに気づきました。

 

 

あっあなたもタトゥー?あなたもタトゥー?あなたは和彫り~へえ~結構カッコいいなあと思いましたね。僕も十二支を背中に配置したタトゥーを彫ってもらおうかと考えてましたが、金銭的と痛いのが嫌で、現在までノータトゥーで生活してます。ピアスの穴すらあけたことないですね。

 

 

タトゥーをアートかといわれると、違うんじゃないかな~と。詳しく説明でいませんが、アートというより、【覚悟】な感じがします。この感覚がまだまだ、タトゥー後進国の発想なんでしょうね。

 

 

でもまあ今回のこの判決は不憫ですね。彫師、増田太輝さんには最高裁まで望む覚悟もあるでしょうから、是非とも勝ち取って頂きたいです。ほいで、こういった裁判になると白か黒をつけたがりますが、一番大事なのは、医学的な知識や技能を十分に習得した彫り師をどうやって育てていくか!?これが問題提起ですね。彼の医師免許うんぬんはどうでもいいんですよ実は。

 

 

でも彫り師専門学校とか、なかなかサブイからな~。怪しいからこそ成立する職業もあるよね~

 

 

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コメント: 2
  • #1

    秋元文太 (火曜日, 30 6月 2020 16:44)

    今後ともよろしくお願いします

  • #2

    yusaeki (火曜日, 30 6月 2020 18:03)

    秋元文太 様
    メッセージありがとうございます。
    客にタトゥー(入れ墨)を彫ることは医療行為ではなく、医師免許も必要ない――。となりましたね。