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ハリルホジッチ監督、W杯本大会前に更迭もある。今野泰幸を招集せよ!!

2017年10月に行われたニュージーランド戦とハイチ代表戦、どちらも興行的な臭いが強く、勝って当然の対戦相手と対戦場所であの結果。選手がどうこうでなく選手を選ぶ監督のセンスに疑問しかない。サバイバルと言え、得点を挙げた杉本と倉田を本大会の代表に選出す可能性は低いはず。ではなぜ敢えてスタメン起用したのか?も不明。2番手3番手を試せない不安定なフォーメーションの設定が浮き彫りに!


今野泰幸を絶対に呼ぶべき

  

 

まずフォーメーションを4-3-3で固定するならば形も固定しないとだめですね。ダブルボランチなのかアンカーなのか。ダブルボランチになるとサイドのケアをウイングハーフが行う必要が多くなる。アンカーを置くとインサイドハーフがサイドの守備に回る。守備に回る選手の守備力を計算せずに選手を配置する。センスなし。まったく無駄な2試合になった。試すなら、レギュラーが基本的に8名は決まってないと、試すもくそもない!!

 

 

 

●ハリルホジッチ監督の意図が不明

 

今回試した日本代表選手でW杯に連れていく気のある選手などそういないはず。たったの23人。3人はGKですからフィールドプレーヤーは20名しかいないんですね。杉本や倉田にも日の丸を背負って、ロシアに行って欲しいですが。20名に入る候補者のポジション別でいうと3番手~4番手になるでしょう。では何のために呼んだのか?またゴールという結果は残したが、結局選ばないのであれば、テストもクソもないですね。

 

 

まずフォーメーションとレギュラーを確定4-3-3アンカー配置

 

GK

川島永嗣 

 

DF

長友佑都 左

吉田麻也 中央

酒井宏樹 右

昌子源 中央

 

MF

 

山口蛍 インサイドハーフ

長谷部誠C アンカー

井手口陽介 インサイドハーフ

 

FW

大迫勇也 トップ

原口元気 左ウイング

 

久保裕也 右ウイング

 

 

 

 

 

日本代表スタメン予想

 

ここから控えの選手を選出すると

 

 

GK

東口順昭

中村航輔

 

DF

槙野智章 中央、サイドバッグ

植田直通 中央

酒井高徳 両サイドバッグ

 

MF

柴崎岳 アンカー、インサイドハーフ

今野泰幸 アンカー、インサイドハーフ

本田圭佑 アンカー

香川真司 インサイドハーフ、FW

 

FW 

岡崎慎司 トップ、両ウイング

浅野拓磨 トップ、両ウイング

乾貴士 両ウイング

 

 

 

現在の招集メンバーで山口井手口の代わりができるインサイドハーフがいないんですね。内部リンク山口井手口の代わりがいないの記事参照してください。山口、井手口と本田、香川で入れ替えると、ごっそり違うチームになります。攻撃面で5%の上昇と考えても、守備面で30%の減少になるでしょう。香川、本田に限らず、守備面での見劣りが確定しています。

 

 

ブラジルW杯のようにポゼッションを奪い、試合を有利にコントールする!という目標の中、世代最強のメンバーをもってしても、個々の身体能力であっけなく敗北したコートジボワール戦。やられるのはいつも長友のサイドからのクロスです。長友は攻守にわたり欠かせない選手ですが、基本的に前がかりになり、中央に寄りすぎる癖があります。

 

 

長友が安心して攻撃参加できる為には守備の上手な選手がフォローしてあげる必要が大いにあります。ダブルボランチよりもインサイドハーフという位置で守備に気を利かせられる人間が必要なんですね。日本で育ちにくい、育てば素晴らし選手になるのがこの役割。

 

 

古くは北澤豪選手をはじめ、鹿島アントラーズの本田選手、ジュビロの福西、ガンバの稲本などが挙げられます。今では山口、井手口を筆頭に今野泰幸以外このポジションをこなせる人間はいないんですよ。今野泰幸を招集しないという選択はないんですよ。本田、香川よりも重要な役割を担っています!

 

 

前線の選手は後半15分なり30分なりに局面を打開するのに選手交代されるべき選手を控えに。また調子のあがっている場合はスタメンでも起用できる選手であることが前提なんですね。要はGK,DF、MFはレギュラー陣で形成しておくべきなんです!今回のキリンチャレンジカップで試す必要があったのは、長谷部がいない場合の柴崎岳を含めた井手口と山口、今野で三角形を作ることなんです!

 

 

もう一つは吉田不在時の想定。これはハイチ戦で虚弱さが露呈されましたが、槙野がどうかとか昌子がどうかとかでなく、守備力の弱いインサイドハーフに小林を配置したことによる影響です。1点目のサイドからのクロス、井手口や山口なら確実にボールをクリアできる位置まで戻っています。2点取れた余裕も生まれ、サボルことを小林が選択したんですね。守備の下手なインサイドハーフだと4-5-1のワンボランチという状況になり、トップ下扱いに偏るんです。トップ下は守備の役目は非常に薄いですからね。味方のペナエリまで戻ってたら攻撃できませんからね。

 

 

で、唯一このポジションを井手口、山口に対して見劣りしないプレイヤーが今野泰幸ただ一人なんです。で、今野泰幸はセンターバッグ、サイドバッグもこなせます。しかも3バッグ対応も可能。ユーティリティーなんです。山口、井手口が調子を落としてもスタメンで可能。吉田が故障してもセンターバッグで起用可能なんです。

 

 

吉田を中央に置いて右に今野、左に昌司。3バッグ、5バッグで中央を閉めることもできます。アンカーの長谷部をセンターバッグの中央で右に今野、左に吉田でもいいです。ダブルボランチに山口、井手口。サイドに乾、浅野、岡崎を出すということも可能。

 

 

 

ロシアW杯招集メンバーは

スタメンに近い順

 

GK

正GK 川島永嗣 2番手 中村航輔 3番手 東口順昭

 

 

DF

吉田麻也 中央

長友佑都 左

酒井宏樹 右

昌子源 中央

 

 

酒井高徳 両サイドバッグ

槙野智章 中央、サイドバッグ

植田直通 中央

 

MF

 

長谷部誠 アンカー

山口蛍 インサイドハーフ

井手口陽介 インサイドハーフ

今野泰幸 アンカー、インサイドハーフ

柴崎岳 アンカー、インサイドハーフ

本田圭佑 アンカー

 

香川真司 インサイドハーフ、FW

 

FW

大迫勇也 トップ

原口元気 左ウイング

 

久保裕也 右ウイング

岡崎慎司 トップ、両ウイング

浅野拓磨 トップ、両ウイング

 

乾貴士 両ウイング

 

 

はっきり申し上げて、FWは調子の良い選手で回していくのが良いでしょうね。大迫のワントップは頭二つ抜け出していますが、このFW陣は個性が豊かですから、組み合わせと配置次第では恐ろしい化学反応を起こすとおもいます。スタメンでなくとも、交代で出てきても、交代の意図が分かる選手の個性がありますからね。FWの選出は確実にこの6名+αあるかどうか。

 

 

MFが悩みます。本田、香川のポジションが正直無いんです。アンカーのインサイドハーフというフォーメーションを貫くなら、はっきり言ってないんです。ダブルボランチのボックスで4-4-2なら使いたいですが、インサイドハーフに攻撃力を重視するほど日本は強くないです。長友、酒井の攻撃参加を想定した試合運びであるなら攻撃で空いたスペースを消す仕事ができる選手の方が大事。イコール今野泰幸です。アンカーというポジションに本田を置くことや、FWとして香川を起用するのはアリだとは思いますが、インサイドハーフはやめときましょう。

 

 

あとは半年間の昌子の伸びに期待するしかないなあ~センターバッグ!もっと自分を出せ昌子!!闘莉王みたいに上がってもええんやぞ!長谷部や井手口、山口が、埋めてくれるねんからよ!!栗の渋皮もむかないと、ホクホクしないぜ!!なんじゃそりゃ。

 

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